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「退職したい…」と思ったら~退職時の注意点~

退職をする人が多いといわれるこの時期。

なんとなく区切りがいい。
心機一転、春から新しい仕事をしたい。

などと考える人が多いからではないでしょうか。

今回は、「退職したい」と思ったときに読んでほしい、退職にあたって気を付けてほしいポイントをご紹介していきます!

ほんとに辞めなきゃだめ?まずは退職理由を整理してみよう

「給与や勤務時間を見直したい」「新しいことにチャレンジしたい!」

あなたは今の仕事に満足していますか?

もし仕事にやりがいや楽しさを感じられないとしたら、それは退職を考えるべきサインかもしれません。

しかし退職を決断する前に、自分の退職理由をしっかりと整理しておくことが大切です。

なぜなら、退職理由は次の仕事探しやキャリアプランに大きく影響するからです。

今後の選択肢を広げておくためにも、なぜ辞めたいのかその理由を整理する方法を紹介します!

転職先で何をしたいのか明確に考える

退職理由を整理することで転職の軸を決めることができます。

「転職の軸」とは、あなたが次の仕事や転職先を選ぶときに重視する条件のことです。

活かしたいスキルや、貢献したい業界、就業場所の立地など、人それぞれ優先する条件があると思います。

例えば、「自分は電話対応が得意なのでトークスキルを活かしたい!」を転職の軸とするなら、コールセンターや事務などの職種が転職先になるのではないでしょうか。

転職の軸を設定することで、より自分にとって働きやすい、充実できる職場に就くための道しるべにできます。

まずは、自分が何をしたいのか、どんな仕事に向いているのかを整理し、転職の軸を明確にすることが大切ですね!

解決策の模索

今の職場に対してなにか不安や不満があるのであれば、改善できる方法はないか一度考えてみることも必要です。

身近な人や上司などに相談してみるのも一つの手です。

退職の理由である問題や不満は、上司や同僚に相談することで改善されるかもしれません。

ほかの人の意見を聞いてみることで、視野を広げて考えることができ、「退職」以外の選択肢が見つかるかもしれません!

他の派遣先を検討する

派遣社員として働く方々は、派遣先を変えることも選択肢の一つです。

派遣元の担当者へ異動を希望する旨とその理由を伝えれば、より適した新たな派遣先を紹介してくれます。

一つの派遣会社の中で、派遣先を異動するのであれば「転職」とはみなされないので、
職歴上は一社で務めたことになります。

同じような職種でも、働く場所を変えて再スタートができたり、
反対に全く違う職種にチャレンジすることもできるので、

退職せずに働く環境を変えられることは、派遣の働き方の魅力のひとつですよね!

退職の意思はいつ伝えたらいいの?

退職理由の整理ができたら、上司へ退職の意思を伝えましょう。

退職日の1~3か月前に伝えるのが適切とされています。

業務の引継ぎに必要な期間や有休消化のためというのが大きな理由ではないでしょうか。

引継ぎの程度や要する日数、残りの有休日数を確認したうえで、適切な時期に退職の意思を伝えることが大切です。
 
※会社によって退職の申し出時期は異なりますので、まずは就業規則を確認してみましょう!

退職時に提出・返却しなければならないもの

「忙しくて返すのを忘れてた」「面倒くさくて後回しにしてた」など、
返し忘れた貸与物はありませんか?

一般的な退職時の提出・返却物は以下のとおりです。

①退職届

会社を退職することは労働者の自由ですが、
予告もせずいきなり会社に行かなくなるのはルール違反ですよね。

退職届は、基本的には会社側に退職の意思が受理されて、退職日が確定したあとに提出するべき書類とされています。

退職日や退職理由を記入して、書面として残すことで退職の意思表示となります。

のちに「言った」「言わない」のトラブルにならないためにも提出するべきですね。

退職の意思を伝え、退職日が決まったら速やかに提出しましょう。

②健康保険証

在職中の保険証が使用できるのは退職日当日までです。
翌日からは使用できません。

もし退職後に返却すべき保険証を使って病院を受診してしまった場合…
その時は3割負担で受診できても、後日残りの7割を支払わなければいけません。
不正使用は必ず発覚しますので、退職したら速やかに返却しましょう。

③貸与物

貸与物は主に、鍵・モバイル機器(スマホ・PC)・名刺・制服などがあげられます。
誤って紛失してしまい返却できない場合は、速やかに報告し会社の指示を仰ぎましょう。

もし返却の催促を無視し続ける・故意で返却しない場合…
緊急連絡先の人に連絡がきたり、最悪の場合、損害賠償請求や横領罪に問われる可能性があります。

時々、退職した会社の情報を持ち出し、不正流出をしていたなんてニュースを耳にすることがあります。

返却物という形ある物以外にも会社の大事な情報の持ち出しも、もちろん禁止です。

会社へ多大な迷惑をかけてしまい、自身も罪に問われることになってしまいます。

上記であげた最悪な事態にならないためにも、返却物はしっかり返却しましょう!

退職時に会社から発行されるもの

社会保険資格喪失証明書

社会保険に加入していた人が、退職などにより社会保険の資格を失ったことを証明する書類です。

国保への加入や国民年金への切り替えを行う場合は、社会保険資格喪失証明書を持参して自宅住所管轄の役所で手続きを行いましょう。

国保加入の届出/札幌市

離職票

失業手当の受給申請をする場合に必要となる書類です。
失業手当の受給には条件があります。(こちらのブログで詳しくまとめています!)

また、社会保険資格喪失証明書の代わりとして離職票を持参することでも国保への加入手続きが可能な場合もあります。(※自治体によります)

源泉徴収票

1年間に会社から支払われた給与などの支給金額と、その中から収めた所得税の金額などが記載された書類です。

年内に転職した場合は、退職先から受け取った源泉徴収票を転職先に提出する必要があります。

転職先での年末調整や確定申告の際に必ず必要な書類です。

退職前に次の転職先を決めておこう!

働きながら転職活動をするのはとても大変ですよね。

転職先がまだ決まっていない状態で退職をするとリフレッシュしたり、転職活動にさける時間が増えたりというメリットがあります。

しかしその反面、様々なデメリットもあるんです。

ここでは退職前に次の転職先を決めておいた方がいい理由を6つご紹介していきます!

①計画的に動くことができる

転職先の入社日から逆算してスケジュールを組むことができるので、それに合わせて退職意思を伝え、退職前にやるべきことや入社準備を計画的に行えます。

転職先が決まっていれば気持ちに余裕ができ、新しい職場でいいスタートが切れそうですね!

②在職期間中の方が選択肢が多い

在職期間中に転職活動を行うことで、万が一転職活動がスムーズにいかなかった場合でも、引き続き在職するという逃げ道を残せます。

退職したことを後悔したり、
焦りから自分の転職の軸や希望条件からかけ離れた会社に転職してしまった…

なんてことがあったら、元も子もないですよね…

③ブランク(離職期間)ができない

ブランクができてしまうと、これまでの知識やスキルを活かす場面がないために、忘れてしまったり、働くことへのモチベーションが下がったりするかもしれません。

また、転職活動をするうえで書類選考や面接で不利になることもあります。

もしブランクができてしまった場合は、その期間になにをするかが重要になってきます。

資格取得に向けた勉強をするなど、ブランクを活かしてスキルアップを目指すのが理想的ですね!

④金銭面での安心

離職期間にはこれまで働いていた時と同等の収入は途絶えてしまうので、生活していくうえで金銭面での心配がつきものです。

また、転職活動にも書類を送ったり、面接に行ったりと少なからず費用が掛かります。

収入はないが支払いばかりあるという状態が続けば不安が募りますよね…

⑤失業手当受給までの期間

しばらく離職状態が続く場合は、失業手当を申請することになるでしょう。

退職理由などにより異なりますが、一定の待期期間や給付制限を経て失業手当が受給できます。

退職日の翌日にすぐ受け取れるものではないので、受給まで収入がない期間が生じてしまいます。

⑥厚生年金加入期間の空白

会社に勤めている人は、国民年金と厚生年金に加入しています。

しかし、離職期間は国民年金のみ加入となるため、その分将来受け取れるであろう年金が減ってしまいます。

まとめ

退職をすることは決して悪いことではありません。

人生の転機となりプラスになることは充分にあります。

しかし、退職という決断は、次の仕事探しやキャリアプランなど、あなたの今後の人生に大きく影響します。

ぜひ退職したいと思った時にこのブログを思い出していただき、後悔しない選択ができるようお役に立てれば幸いです!

「今の会社を退職しようと思っている」
「ひとりで転職活動をするのは大変。サポートを受けたい」
「派遣の働き方に興味がある」

などなど、お仕事に関してお困りごとはありませんか?
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