行かなきゃ、健康診断![2024年版]
キャリアチェンジを検討している方の中には「転職って何歳までにすればいいんだろう?」「年齢制限があったり、歳をとるほど不利にならないだろうか?」このような悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
そこで、今回は転職を考えているけど、不安な方に向けて、私の「35歳を過ぎてからのキャリアチェンジ!」「人生はじめての営業職!」について、アシタバに入社してから今日までを語ります!
出身や職歴について
ーーまずは簡単なプロフィールから教えてください!
波田野:アシタバに入社して10年の節目を迎えた「波田野 明子(ハタノ アキコ)」です。
大阪生まれ、3姉妹の長女です!転勤族家庭で育ち、小学校5年生から札幌に来ました。
短大を卒業し、3度目の転職で2013年11月アシタバに入社しました。
ーー今までどこに住んだことがあるんですか?
波田野:父は全国に事業所がある企業の営業マンだったので、仕事の関係で大阪府、福島県、秋田県を経て北海道です。
小学生の頃の転校は友達作りが大変で「郷に入っては郷に従う!」精神で何とかやってきましたね。
ーー短大卒業後はどんな道に進んだんですか?
波田野:当時、知名度のあるメーカーや道内企業、大学事務などたくさん応募してました(笑)
その中で「人を綺麗にしてハッピーにできる仕事。楽しそう~」と、キラキラしたイメージに胸をときめかせて国産化粧品メーカーの販売会社に正社員として採用されました。
ーーどんなことをする仕事だったんですか?
波田野:百貨店の化粧品コーナーで、お客様の希望や肌タイプに応じたスキンケアやメイクアップなどカウンセリング販売・美容アドバイスをする「ビューティーカウンセラー」のお仕事です。
俗にいう美容部員ですね!
ーーノルマとかなかったんですか…?
波田野:もちろんありました!
店舗メンバー内で予算目標を振り分けられるんですけど、顧客が少ない新人にとっては、なかなか達成が難しくて。他にもキャンペーン商品のコンクールなんかもあったりして…販売会社ですから。
その分、教育は手厚く、肌のメカニズムや成分など商品知識の研修やメイクやマッサージ・トークの技術や笑顔のトレーニング・立ち振る舞いに至るまで、学生時代より勉強してました!
ーー大変なオシゴトだったんですね…。それからどうなったんですか?
波田野:中堅として外商のお客様を担当するようになって、仕事は楽しかったですし、とてもやりがいがあったんですが、先輩方のサポートに後輩の教育の他に、発注・在庫管理にDM作成などで残業が増大。新婚なのに帰りも遅くて外食ばかりでした。
家事との両立がおろそかになって「これではイケない!生活を変えたい!」と8年務めた憧れの会社の退職を決意したんです。
1度目の転職、販売員から医療事務に!?
ーー残業・シフト制だと家庭との両立は難しいですよね…どんなビジョンを描いたんですか?
波田野:シフト制は家族の理解と協力が頼りだったので、次は私が安定した家庭を支えたいと思いました。
医療業界、医療事務なら生活のリズムがとりやすく、体力・健康・精神面でも安定した両立ができそう!それに日祝日休みなら、出産・子育てや家族との時間がムリなく持てそう!
将来性を感じて、28歳未経験で1から異業種にチャレンジしようとキャリアチェンジすることにしました。
ーー思い切った異業種転職ですね!はじめての医療事務はどうでしたか!?
波田野:実は、短大で医療事務を履修していたこともあって、馴染みはあったんです。
開業医のオープン準備から携わり、院内備品の購入や広告、病院受付・院内業務の他、職員の教育や経理業務にいたるまで、初体験だらけでしたけど、とても刺激的でした(笑)
ーー異業種転職で苦労されたこと・やりがいを感じたことはどんなところですか?
波田野:苦労したというか、院長先生が医業に専念できるよう、年長者として院内のコミュニケーションを図って取り纏めたり、ビジネスマナーや笑顔のトレーニング指導など病院の品質向上に気を遣いましたね。
未経験でも様々なことにチャレンジさせてもらい色々と任せてもらえたことが、私にとって貴重な財産と感じられたことです。
ーー信頼関係が感じられる職場だったんですね!どうしてお辞めになったんですか?
波田野:そうなんです。産前産後・育児合わせて6か月間の休業で職場復帰することができたのは、9時~17時の時短勤務にしてもらえたり、仲間の協力や信頼関係作りができていたんだと実感しています。
せっかく慣れた業務で、働きやすい環境だったのに、今度は家族の仕事の都合で札幌を離れることになりまして…5年務めたクリニックを退職せざるを得なかったんですよ。
出産・育児・引越し…。そして派遣業界へ…
ーー出産・育児をし、お仕事復帰をされて、なぜ派遣会社アシタバに入社することに?!
波田野:新米ママ業はてんやわんやしながら、5年、稼業をサポートしていたんですが、人生いろいろ、岐路に立ちまして…。
「転職リミット35歳限界説」イメージから「何か1つ、自分の価値を高めるスキルを身につけなきゃ!」一念発起で経理事務系の職業訓練校へ。
その時に出会った人材サービス会社のプロジェクトでアシタバの仕事を知ったんです。
ーー紹介されたとき、どんな気持ちでしたか?
波田野:「波田野さんに合いそうなクライアントサービスってお仕事があるんだけど、どうですか?」って。まさかの人材サービス会社から派遣会社の紹介!?
「クライアントサービス!?」正直よく分からないれど、これまでの人に携わる業務経験やオフィスワークも兼ねた仕事なら「私でもできる!やってみたい!」
好奇心と自分への期待から、35歳を過ぎて最後!?3度目のキャリアチェンジに挑みました。
アシタバへ入社!
ーー実際にアシタバへ入社して、いかがでしたか?
波田野:自分が知らない業界・業種、世の中には色々な仕事が存在していることにびっくり。
まずは会社を知るところから始まり、仕事を調査したり電話を掛けて状況を確認したり、実際に見学して業務詳細や職場環境について、たくさんヒヤリングさせていただきました。
法人対応するにあたって、トーク技術や管理システムの使用方法などなど、覚えることだらけでした。
ーー法人対応・派遣法と日々勉強、どんな心境でしたか!?
波田野:「労働者派遣法」なんてチンプンカンプンでしたので、毎日頭をフル回転してました。
正直、「やればやるほど、知れば知るほど、担当を持てば持つほど奥が深くて難しい仕事だなぁ。」、「やっていけるかな!?」と思ってました。
ーーそんな心境の中、波田野さんはどんな成果が出せたんですか!?
波田野:タイプが違う2人の先輩に教わり、同行してもらいながら試用期間3か月で大手建機メーカーと成約になったんです!
これが私の最初の大金星でした。
ーーおめでとうございます!初めて結果を出せてどんなお気持ちでしたか?
波田野:もちろん、先輩の多大な支援があっての結果ですが、素直に嬉しかったです。
同時に、派遣社員さんを配属してからも大事な仕事なんだと、人の人生の一部に関わる重みを感じました。
ーー人の人生に関わるって大きいですよね。その後、2年後3年後はどうでしたか!?
波田野:他建機メーカーはじめ、数社引継ぎ、先輩が作り上げた企業との関係性を維持しながら、新規の営業活動と派遣社員さんとの出会いから卒業までに立ち会う機会が徐々に増えました。
それに伴って、これまでには遭遇しなかったトラブル対応や難しい事案など、良いこともそうでないことも増えて、3年目はスランプを感じた頃でもありました。
ーースランプ期が現れたんですね…。どう乗り越えてきましたか?
波田野:特に知識が浅い労働災害や産休・育休などの制度、センシティブな対応が難しかったです。
そんな時は上司がフォローしてくれたり、遅くまで対応方法や業務に付き合ってくれたので救われました。
何より、関わった派遣先や派遣社員さんから「紹介してくれてありがとう!」の一言と笑顔を見たときに「やっててよかった!!」と思える瞬間があるからこそ、乗り越えられました。
10年が経ち、今感じること
ーー入社から10年が経ち、今現在はいかがですか?
波田野:今は、主にリクルーティングアドバイザーとして法人対応を担当していますが、入社5年目にチャレンジした「国家資格キャリアコンサルタント」も活かして、派遣社員のキャリアコンサルティングや後輩の育成、相談の場面でも一翼を担っています。
多種多様な企業のニーズに即した人材の提供を介して安定した業務をサポートしたり、求職者のお仕事探しやお困りごとを一緒に考え意思決定の伴走をすることは、「すべてのことは必然」、自分の成長のために繋がっていると、いつも前向きに捉えています。
ーーやっててよかったエピソードがありましたら教えてください。
協力している職業訓練校の説明会で出会った40歳後半のSさんは、看護助手として病院での勤務経験がありましたが、だんだん体力的に難しくなる、長く活躍できる医療事務を目指していました。
そんな未経験のSさんを、私は某消化器科系病院に配属しました。
Sさんは、40歳後半でのキャリアチェンジだったので、訓練校の机上論と医療現場のギャップがあって苦戦していました。
でも、派遣先の若い職員さんに対しても謙虚で、実務経験を積もうと一生懸命だったので、周囲の協力を得ながら頑張っていました。
失敗して時々落ち込むこともありましたが、そんな時は相談に乗ってしっかり共感して、反省や自己理解を促しながらキャリアアップができるよう支援することを心がけていました。
1年半経過したある日、熱心な仕事ぶりを評価され、Sさんに直接雇用の声が掛かったのです。
正社員になれる確証はない「派遣」での就業でしたのでとても驚いていましたが、何よりもコロナ禍で不安定な情勢の中、安定して就業できることに安堵と満面の笑みを見せたのが忘れられません。
そんな派遣社員の感情を間近に感じ「お世話になりました!」ってアシタバを卒業していく姿が、自分のことのように嬉しくて、思い出深いエピソードの1つです。
未経験で異業種に飛び込んだ自分だから伝えられること…
ーーそれでは最後に、この記事をご覧の「キャリアチェンジを検討してる!」「転職って何歳までにすればいいんだろう?」と思っている方々へ、ひとことお願いします!
波田野:チャンスに巡り合うためには未経験でも採用されるよう常日頃のスキルアップは欠かせませんが、転職の機会に向けて準備をしていけばキャリアチェンジは可能だと伝えたいです。
お仕事を選ぶときに一緒に考えたいこと
- 過去・現在・未来の時系列を意識して出来事や気持ちを棚卸する
- できること・できないこと、自分のテクニカルスキルとヒューマンスキルを棚卸する
- 次はどうしたいか、どうすればそれを実現できるのかビジョンやアクションプランを描く
- 仕事以外の要素(趣味や将来像)を見つめる
- 業種・職種を理解する
- 求人票の年齢表示で諦めない
- 正社員以外の働き方、派遣社員など様々な雇用形態も検討する
- 資格取得も検討する
「人生100年時代」、40歳代でも人生半ばにも満たず、残り20年以上もあるのですから派遣社員の働き方も選択肢の1つとして新しい職場や仕事を選ぶことで人生を充実させることができるんです。
「年齢制限があったり、歳をとるほど不利にならないだろうか?」と不安はつきものですが、そんな気持ちも受け止めながら、私たちと一緒に考えていきませんか。
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