ウォームビズ、してますか? – 女性編 –
皆さんは、趣味・習い事・資格取得に向けた勉強など、仕事以外に取り組んでいることはありますか?
今回は、アシタバで会社員とサッカー選手の両立をしている女性社員の紹介とともに、「すでに両立しているけどなかなかうまくいかない・・・」「これから始めようと思っている」方への励み・参考になればと思います。
社会人2年目、アシタバに入社して4か月目の「本間 詩帆(ホンマ シホ)23歳」です。
仕事と両立して「北海道リラ・コンサドーレ」の選手として活動しています!ポジションはサイドバックです。
「学生時代の私」「仕事とサッカーの両立」について、今日までの出来事をお話します。
よろしくお願いいたします!
サッカーを始めたきっかけ、途中で辞めたいと思った!?
–まずは簡単なプロフィールから教えてください!
本間:本間 詩帆(ホンマ シホ)23歳です!出身は函館で小学3年生の頃からサッカーを始めて、今に至るまで約14年間サッカー漬けの毎日を送っています!
アシタバには縁あって、今年の3月からキャリアアドバイザーとして入社しました。
–小学3年生の頃からサッカー・・・なにかきっかけはあったんですか?
本間:2歳上の兄の影響でサッカーを始め、クラブチームに入団しました。
–今でも続けてるって凄いことだと思います!ちなみにこれまでサッカーを辞めようと思ったことはありましたか?
本間:進学の度にサッカーは辞めようと思ってました(笑)
–えっ!?(笑)なにか他にやりたいことがあったんですか?
本間:いえ・・・ただ友達と遊んだりしたいと思っていました。
当時、女子といえばバレーボールだったんですが、私だけサッカーで・・・休みもなかなか合わなくて(汗)
なにかやりたいことがあったというより、普通の女の子になりたかったです(笑)
女子サッカーの人口は今よりも全然少なかったので、学校以外での友達との交流が少なく、寂しさみたいなものがありました。
運命!?
–学生時代・・・遊びたい年頃ですよね。でも辞めなかったということは何か理由があったんですか?
本間:辞めようと思うタイミングで、声をかけていただきました。
中学のときは兄の友達から、高校では強豪校の指導者から誘われ、大学では高校の指導者から推薦がありました。
泣きながら訴えて拒否したこともありましたが・・・結局猛プッシュに負けてサッカーを続けています(笑)
–いいことなのか・・悪いことなのか・・(苦笑)でも声がかかるってなかなかないことですよ!人に恵まれてますね!
社会人になるタイミングでもサッカーはやっぱり辞めようと思ってましたか?
本間:もちろんです!(笑)全く選手として続けることは考えていませんでした。ただ、運命的な出会いがあって・・・
–運命的な出会い?
本間:高校の指導者だった人が社会人チームの監督になっていて・・・たまたま大学4年の秋頃に練習に参加しないか?と声をかけられ、練習に参加したらサッカーを続けたくなりました(笑)学生とは違う、社会人チームの強さ・うまさに気持ちが高ぶりました!
学生から社会人へ
–さっきからマンガみたいな話(タイミング)ばかりですね・・・羨ましい(笑)
チームに入団が決まり、就職活動はどうされたんですか?
本間:就職に関してはチームから斡旋してもらった、テレアポの仕事をしていました。
–テレアポの仕事・・・興味があったんですか?
本間:いえ、ほとんど選択肢はなかったです(笑)でも周りから「電話対応や敬語については、社会人の最初にやったほうがいいよ」と言われていたので、まずはやってみようと思いました。
–たしかに電話対応の業務って苦手な人が多いですよね。苦手意識はなかったですか?
本間:「とりあえずやってみよう!」で物事を始めることが多く、やってみて自分にできることなのかを判断しようと思っていました。
–実際はどうでしたか?
本間:マニュアルもありましたし意外と苦もなくできました!1年くらい・・・毎日ひたすら電話掛けをしていました(笑)
—テレアポは根気いりますよね・・(笑)
チームの移籍、そしてアシタバへ・・・
–1年で仕事を転職したということは、やっぱりテレアポが嫌だったんですか?
本間:いえ、当時所属していたチームから、現在所属している北海道リラ・コンサドーレに移籍したことがきっかけでした。「自分が所属しているチームを応援してくれている会社で勤めたい」という気持ちがあり、チームからの斡旋もあったので、アシタバに入社することになりました。
–素晴らしい考え方ですね。移籍した北海道リラ・コンサドーレはどんなチームですか?
本間:2014年に創設したアマチュアのサッカークラブで、学生が中心のチームです。若い選手が中心になって、日本の女子サッカーのトップリーグである「なでしこリーグ」を目指しています。
–学生が中心・・・ということは、本間さんはチームの中でも年齢が上ってことですか?
本間:はい。若い選手が多いチームなので、「私が引っ張っていかないと!」という気持ちで頑張っています!
–具体的に取り組んでいることはありますか?
本間:主張が少なくおとなしいチームなので、自分の意見が言える環境が必要と思い、尊敬している先輩の真似をしてます(笑)
–真似・・・ですか?
本間:相手に意見を一方的に求める聞き方・・・「あなたはどう思う?」ではなく、「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」という感じで、まずは自分の思いを伝えて、発言しやすい環境を作っています。昔、私が先輩に言ってもらって「意見がいいやすいな」と思ったので真似をしてます!少しずつですが・・・主張する選手も増えたと思います!
–たしかに一方的に意見を求めるだけだと、意見を言っていいのかな?と戸惑ってしまう人もいるかもしれませんね。チームに所属してからまだ期間が経っていない中で、考えながら活動していることは素晴らしいことだと思います!
本間:ありがとうございます!
–話を少し戻しまして・・・アシタバへの入社ということでしたが、人材業界については知っていましたか?
本間:知らなかったです。恥ずかしい話ですが未経験なので知識はほとんどなく、入社前に業務内容を聞いたうえで、まずは「やってみたい!」という気持ちのほうが強かったです。
–「やってみたい!」と思ったポイントは何かありましたか?
本間:人に教えたり、指導することに興味を持っていたので、お仕事探しに困っている方に対して、「適職のアドバイスや紹介」を行いたいと思いました。
入社~現在
–キャリアアドバイザーとして入社したと言っていましたが、キャリアアドバイザーとはどのようなお仕事ですか?
本間:転職を考えている方に適職のアドバイスを行ったり、面接に必要なスキル、例えば履歴書や職務経歴書の書き方、面接時の助言など、転職の成功に繋がるサポートを行う仕事です。
–転職の成功に繋がるサポート。やりがいがありそうなお仕事ですね!今はどのようなことを行っていますか?
本間:今は人材業界の仕組みについて学びながら、求職者との連絡、システムへ情報入力、求人広告の作成を行っています。
今後、先輩社員に教わりながら求職者の方と面談を行うなど、キャリアアドバイザーとしてのスキルを高めていく予定です。
–今は実践から基本的なことを学んでいるところなんですね。未経験で大変かと思いますが、実際に業務を行ってみてどうですか?
本間:最初は右も左もわからず戸惑っていましたが、今はとにかく楽しいです!
–楽しい!?本当のところはどうですか~?(笑)
本間:ほんとうに楽しいです!テレアポの仕事も楽しかったんですが、同じことしか行わず機械のようだったので・・・(笑)
今の仕事は答えがないことが多いので、自分なりの考えで動かないと行けないシーンがあったり・・・決まったことしかやらなくていい業務ではないところが、楽しくできている理由だと思います。
知識も技術もまだまだなんですけどね・・・
–まだ4ヶ月!これからですよ!
本間:ありがとうございます!
会社員とサッカー選手の両立
–会社員とサッカー選手の両立は大変ですか?
本間:大変です(苦笑)練習も夜なので、家に21時頃に帰ってご飯を食べて、自分の時間も作りたい・・でも睡眠も取らないと・・って感じで、心の余裕がなくなりました(苦笑)
–それは辛い(苦笑)それって今もですか?
本間:今は大丈夫です!
–なにか両立をするうえで工夫したことがありましたか?
本間:いえ、慣れです!(笑)
–シンプルな理由ですね。(笑)話を聞いてると、仕事もサッカーも楽しめていることが一番の理由じゃないですか?
本間:そうですね。嫌なことや辛いこともありますが、楽しさが上回ってるのですぐに忘れてしまいます!(笑)
–本間さんの性格や考え方、何より楽しむということが両立の成功に繋がっているのかもしれませんね。
私からのメッセージ
—最後に・・・同じ境遇の人やこれから仕事と何かを両立しようとしている人たちにメッセージをお願いします!
本間:ここまでご覧いただきありがとうございました。私と同じような境遇の方や、これから何かを両立しようと思っている方がいましたら、「まずは何事も楽しんでやること!」と、「途中であきらめずに続けていくこと!」が私は大事だと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください!
インタビュー後・・・・
本間:本日はありがとうございました!それと・・・先日は私の試合に応援しに来てくれてありがとうございました!!
–勝手ながら・・・社員で応援に行かせてもらいました!初めて女子サッカーの試合を観戦したんですが・・競り合いも激しく驚きました!
職場のメンバーが応援してたので、緊張したんじゃないですか?
本間:少し緊張しましたが、緊張よりも応援に来てくれたことの方が嬉しく、頑張って活躍しようと気合が入りました!
機会があれば、また見に来てください!
–また社員で応援しに行きますので、今後も頑張ってください!!!!
本間:ありがとうございます!