
仕事の探し方 ー 応募書類の書き方編 ー
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この春から新社会人となった皆さま、就職活動中の皆さま、仕事中・通勤中にケガや事故が発生した場合、「どうすれば良いんだろう?」と思いませんか!?
会社は労働者のために安全対策を行っておりますが、ケガや事故が仕事中・通勤中に発生した場合は「労働災害」の対象になる事があります。
今回は新社会人・就職活動中の皆さまに向けて、仕事中・通勤中のケガや事故が発生した場合、どのように行動したらいいのかを、わかりやすくご説明いたします!
労働災害とは、仕事中・通勤中にケガや病気に見舞われた場合に、労災保険から治療費や働けない期間のお給料の補償を受ける制度です。
※一般的に「労働災害」ではなく「労災」と言われることが多いです。
労働災害はケガや病気で就業できない期間、「お金どうしよう…。」「生活費が気になって不安…。」などの不安を無くすため、国が定めた制度です。安心して治療に専念できますね!

こんなにも補償があるんです!ケガ・病気の程度によって、申請出来る補償内容が変わりますが、補償の種類が5つもあるのは驚きですね。
次は補償の期間・金額についてご説明します!
お給料の補償から、亡くなってしまった後の遺族への補償まで、しっかりと考えられています!
ただケガ・病気にならず、この補償を使うことがないのが一番ベストです!
適用ストーリー
・Aさんは、自動車部品の製造工場で働いています。ある日、Aさんは機械のメンテナンス作業中に指を挟んでしまい、深刻なケガをした。
・Bさんは通勤時に、自宅を出てすぐの下り坂(通勤ルート)を歩いていて、転倒しケガをした。
・Cさんは、会社の事務所へ入ろうとドアノブに手をかけたところ、事務所側(他者)からドアが勢いよく開き、足の指をぶつけてケガをした。
想像するだけで痛いですね…。気を付けてください…。
適用外ストーリー
・Dさんは仕事の休憩時間に、給湯室で自身が飲むためのホットコーヒーを入れようとした際、誤って熱湯が指にかかりヤケドをした。
・Eさんは帰宅時に買い物をしようと、普段の帰宅ルートから外れて歩いていました。その際に躓いて転倒しケガをした。
・Fさんオフィスで、軽い書類を持ち上げようとした際、適切な姿勢でなく無理な体勢で持ち上げ、腰を痛めてしまった。
※業務外の行為によるケガ・合理的な通勤経路や手段でない場合、たとえ業務中や通勤時でも労働災害が適用にならない場合があります。
仕事帰りに買い物して帰る方は多いかと思いますが、安全に気を付けましょう。
ちなみに仕事帰りに「一杯ひっかけて帰ろう!」と飲んだ後に転倒しケガをしても労働災害にはならない場合があるので、お酒の飲み過ぎにはご注意を、、、

1、まず近くにいる同僚や会社へケガをした事を報告し、診療機関を受診しましょう
2、診療機関に到着したら、受付で仕事中のケガによるものだと伝え、診察を受けましょう
3、診察後は支払いを済ませ、薬局で薬をもらい料金を支払いましょう(病院・薬局によっては支払いをしなくてもいい所もあります)
4、会社で労働災害申請に必要な書類を作成してもらいましょう
5、労働災害申請書類の完成後、受診された医療機関や薬局へ書類を提出いたしましょう※注意事項
・医療機関によっては、診察料金を払わなくてもいい場合と医療機関へ書類を提出した際に返金される場合もございますので、領収書は捨てずに持っておきましょう
・院外薬局の場合は、診療機関用の申請書類と院外薬局用の申請書類を2つを会社に用意してもらいましょう
・災害状況によって提出する書類が異なるので、診療機関から指定された書類を作成しましょう
・全ての診療機関が労働災害に対応しているわけではございません。対応している診療機関を調べて行きましょう(北海道労働局の労災保険指定医療機関検索)
実際自分に起きてしまったら、慌ててしまうかもしれません。
焦らずにまずは病院へ行きましょう。就業場所から近い労災病院を事前に調べておくことで、病院へスムーズに行けます。

非協力的な会社に入社しないためにも、求人情報は細かく見ましょう。
労働者災害補償保険は、労働者が安心して働き、健康と安全の保護を目的として国が作った制度です。
ですが、一番良いのはケガをしない事です!
ケガをして痛い思いをするのは自分・自分がケガをしたら周りの人は悲しみます。
普段からケガや事故に巻き込まれないよう、危険を予測し回避できるように気をつけて職業生活をおくりましょう。
アシタバは安全を第一として、皆さまが安心・安全に働けるお仕事をご用意しております!就職活動中やこれから動き始める皆さま、お気軽にご連絡ください!