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採用のTIPS
前回『仕事の探し方-自分自身を知る編-』をお送りしました。
今回は、興味のある求人広告に応募する場合には応募書類を作成する必要がありますよね。
その応募書類の書き方について説明していきます。
応募書類の目的は『面接の機会を得ること』です。
募集している雇用形態によっては電話してすぐに面接に来てほしいといわれるケースもありますが、正社員募集の場合や多数の応募者がいる人気求人の場合は書類選考通過後に面接という流れが多いです。
つまり書類選考を通過しなければ面接の機会が得られないということです。
いかに人事採用担当者に『会ってもっとお話しを聞いてみたい』と思わせるかが鍵となります。
採用側は、【職務を責任もって進められ成果を出せる人】を求めています。
職務をこなせるスキル、継続して働ける環境と意思をアピールすることが重要となります。
そのアピールする書類が『履歴書』『職務経歴書』であり、その後面接によって記載内容と直接の会話で整合性及び裏付けを図られることとなります。
そのため履歴書及び職務経歴書は『能力』と『職業資質』を経験と実績をもって示さなければならないのです。
中途採用の場合、多くの企業は即戦力を求めています。
企業のニーズに合う能力と問題解決力のある人材という印象を与える履歴書及び職務経歴書は、前向きに検討されるはずです。
<添え状>
書類送付の目的や同封物を知らせる
<履歴書>
一般的に顔写真を貼付け最終学歴、職歴、保有資格等を時系列に記載する
<職務経歴書>
中途採用において最も重要視される書類。経験実績を詳細に記載し強みを表現する
添え状とは、履歴書と職務経歴書に添付するもので、挨拶と自己PRを兼ねた文書です。

ハローワークインターネットサービスにて送付状の作成方法を詳細に説明していますのでこちらも参考にしてみてくださいね。
参考:ハローワークインターネットサービス 送付状
ouboshorui_pamphlet_03_202105.pdf (mhlw.go.jp)

履歴書は会社が保管する公式な文書ですので見やすく正確にすべての項目に記入する必要があります。
履歴書に不備があると悪い印象を与えてしまいます。
履歴書作成の際には以下に注意しましょう
ハローワークインターネットサービスにて履歴書の作成方法を詳細に説明していますのでこちらも参考にしてみてくださいね。
参考:ハローワークインターネットサービス 履歴書
ouboshorui_pamphlet_01_202105.pdf (mhlw.go.jp)
職務経歴書は経験と実績を明らかにし、知識とスキルをアピールするものです。
採用担当者は応募者が今迄何をしてきて、何ができるかを職務経歴書を通じて判断します。
職務経歴書は他の応募書類と比べて他の応募者と大きな差が出るものであり合否にかかわる重要な書類です。

職務経歴書で最も大切なのが略歴(職歴の要約)です。
略歴は詳しい経歴を読ませるための見出し文であり、ここで採用担当者に関心をもってもらう必要があります。
求人のニーズに合致した能力が記述してあればその職務経歴書は最後まで目を通してもらえ面接の候補とし検討されるでしょう。
略歴は200~300文字程度でまとめましょう。
略歴に続き職歴を記述します。
職歴の記述には3つのパターンがあります。
①年代式職歴記述
初めての仕事から現在まで年代順に記述していく方式です。職務経験や役職が積みあがる経緯が年代順にわかり職歴が短い・転職歴が少ない人に適しています。
②逆年代式職歴記述
現在から過去に遡って記述する方式です。中途採用の場合は企業は即戦力を求めますので最近の職務経験を強調するのに適しています。
③職能別職歴記述
時系列にこだわることなく、それぞれの職務における経験と業績を記述する方式です。転職歴の多い人や専門性の高い職務経歴の多い人に適しています。何ができて何がしたいのかを明確に伝えることができます。
職歴は具体的に記述します。
成績、達成事項、結果などはできるだけ数値として表しましょう。
ー 数値のキーワード ー
売上、利益、シェア、前年対比、単価、実施期間、納期、コスト、費用、工数、人数、件数、比率、効率
趣味、特技、免許、資格は職務に関連するものを強調しましょう。
明確な資格でなくても使用可能なアプリケーションや、言語、タイピングレベル、TOEIC等職務に関連しそうなものは習熟の程度も含め記入しておきましょう。
海外渡航歴・研修受講歴・表彰・社会活動歴などはセールスポイントです、様々な活動や経験は多彩な能力や人脈の多さを印象づけることができます。
職歴を前向きに伝えるため、積極的、活動的な語句を活用し具体的な表現になるように工夫しましょう
職務経歴書は経験、実績を表現し実際に成果をあげることができる人材として採用担当者に印象付けるものです。
個性や強みを表すように工夫しましょう。
達成した 増加させた 創設した 貢献した 削減した 改訂した 可能にした 向上させた 短縮させた 開催した 減少させた 取得した 実施した 開発した 構築した 新設した 完成させた 成功した 制度化した
効率的 効果的 洗練 有益 積極的 設計 開発 調査 専門家 参加 指導 管理 経営 指示 監督 自主的 創造 組織化 仕組化 教育 訓練 遂行 分析 改善 雇用 拡張 達成
明朗 社交的 大胆 直 柔軟 冷静 謙虚 緻密 誠実 探求心 楽観的 気が利く 繊細 独創的 やさしい ものおじしない 勤勉 凝り性 几帳面 慎重 話をよく聞く 礼儀正しい 視野がひろい 教養が深い 感受性豊か 面倒見がよい 人付き合いがよい 忍耐強い 積極的 一生懸命 精力的 熱心 のみこみが早い 献身的 タフ 創造的 粘り強い 好奇心旺盛 人に好かれる 感情豊か 趣味が広い 負けず嫌い ユーモアがある 能弁 理性的 押しが強い 感が鋭い 真面目 深慮遠謀 勝負強い 堅実 はっきり言う 完全主義 分析的 革新的 挑戦的 徹底的 偏見がない
ハローワークインターネットサービスにて職務経歴書の作成方法を詳細に説明していますのでこちらも参考にしてみてくださいね。
参考:ハローワークインターネットサービス 職務経歴書
ouboshorui_pamphlet_202005 (mhlw.go.jp)
仕事の探し方第2弾として『応募書類の書き方』編をお送りしました。
応募書類は採用担当者に面接していただく為の自身のプレゼンテーションツールです。
今までの経験や実績を振り返り自身の強みや興味を強くアピールしましょう。
そのためにも第1弾の『自分自身を知る』ことがとても重要なのです。
応募書類作成に不安がある方はお近くのハローワークや人材サービス会社へ相談することができます。
当社アシタバへもお気軽にお問合せください。
次回は 仕事の探し方ー求職活動編ー を予定しています。