
2026年4月、有給休暇制度はどうなった?今あらためて知っておきたいルールと考え方
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2026年4月から、新たに 「子ども・子育て支援金」 という制度が始まります。
ニュースやSNSでは
「社会保険料が上がる」
「手取りが減る」
といった話題も多く、
と、不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
まで、まとめてわかりやすく解説します。

子ども・子育て支援金とは、
国が進める少子化対策(こども未来戦略・加速化プラン)の財源として新たに導入される制度です。
最大の特徴は、税金ではなく「社会保険料」として徴収される点です。
医療保険に加入している人全体(現役世代・高齢者・企業)で、子育てを支える仕組みになっています。

日本では少子化が急速に進んでおり、
2030年代が対策のラストチャンスとも言われています。
そのため政府は、子育て支援策を一時的なものではなく、安定して続けるための恒久財源として、子ども・子育て支援金を導入しました。

このため、形式上は「社会保険料」として徴収されますが、
家計感覚では負担が増えたと感じやすい制度でもあります。

支援金は、主に次のような 子育て支援策に全額充てられる予定です。
▶児童手当の拡充
・所得制限の撤廃
・支給対象を高校生(18歳)まで延長
▶育児休業給付の強化
・育休中の手取りが実質10割相当へ
▶保育・子育てサービスの充実
・「こども誰でも通園制度」など新制度の創設
▶自営業・フリーランス向け支援
・育児期間中の国民年金保険料免除など

会社員の場合、子ども・子育て支援金は「労使折半」です。
つまり、
以下で示す金額は、本人負担の目安です。
| 年度 | 支援金率(労使合計) | 本人負担分(目安) | 説明 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 0.23% | 約0.115% | 段階導入の初年度 |
| 2027年度 | 約0.30%前後(想定) | 約0.15% | 中間年(今後確定) |
| 2028年度 | 約0.40% | 約0.20% | 満額導入 |
| 年収(額面) | 月額負担 | 年間負担 |
|---|---|---|
| 400万円 | 約650円 | 約7,800円 |
| 600万円 | 約1,000円 | 約12,000円 |
| 800万円 | 約1,350円 | 約16,200円 |
| 1,000万円 | 約1,650円 | 約19,800円 |



会社の給与システム次第で、どちらもあり得ます。

はい、負担の対象になります。
この制度は「子育て世帯だけのため」ではなく、
『将来の社会を支える子どもを社会全体で育てるための費用』
という考え方に基づいており、
年齢や家族構成を問わず徴収されます。

会社員の場合、標準賞与額にも同じ支援金率が適用されます。
例えば、
ボーナス月は、「いつもより社会保険料が高い」と感じやすくなりそうです。

会社員が見落としがちですが、会社も同額を負担しています。
例えば、
会社全体で、月約17,500円/年約21万円の人件費が増えます。
中小企業ほど、影響は無視できないですね。

子ども・子育て支援金は、給与明細を見ると「社会保険料が増えた」という形で現れるため、どうしても負担感が先に立ちやすい制度です。
特に会社員にとっては、月に数百円とはいえ、手取りが確実に減る変化ですから、戸惑いやモヤモヤを感じるのはとても自然なことだと思います。
ただ、この支援金は「誰かのためだけのお金」ではなく、今を生きる私たち全員が、少しずつ未来の社会を支える仕組みでもあります。
子育てをしている人は、働き続けやすくなり、生活の見通しが立てやすくなる。
今は独身の人も、安心して暮らせる社会やサービスが、将来も続いていく。
その土台を静かに支えているのが、この制度です。
確実に「社会を次につなぐ力」になっていくはずです。
だからこそ、「なんとなく引かれているお金」として終わらせるのではなく、自分の立場で理解し、納得できる形で受け止めることが大切だと考えています。
これからも、制度の変化や数字の話だけでなく、働く人の暮らしにどう影響するのかを、分かりやすくお伝えしていきます。
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