知らなきゃ損する？おシゴトのお話～建設コンサルタント業界編～

アシタバのブログでは新たなシリーズです。

私たちアシタバが属する業界は「人材サービス業界」。

世の中のさまざまな業界に属する企業とのおつきあいの中で、一般の方が知りえない会社のことを知っているのが、私たちの人材サービス業界なんです。

そんな私たちが知っている「この業界っておもしろい！！」「皆さんの生活に意外と関係してるんですよー！」「転職先の候補に入れてみませんか！？」なんてことを、派遣担当営業がお伝えしていくシリーズの第一弾は、「建設コンサルタント業界」編です。

いわゆる「建設業」ではないんです

よく「建築屋さんでしょ？」「経営コンサルタント的な感じ？」と誤解される場合がありますが、そうではないんです。

建設コンサルタントは、主に公共事業に先立って必要となる「計画」や「設計」「測量・調査」、工事後の点検保守を担います。

ちなみに建設業法に定められている建設業とは違い、建機を使って実際に道路や港、トンネル等の工事をすることはありません。

工事に関しては建設会社が担います。

官公庁発注の公共事業

建設コンサルタント業界がかかわる公共事業とは…

• ダム
• 河川
• 橋
• 発電所
• 道路
• トンネル
• 空港
• 鉄道
• 港
• 防波堤
• 街
• 浄水場
• 上下水道　etc…

「社会インフラ」にかかわる事業が多いことがわかりますね。

これらを造るために、事前に「調査」して、「設計」をする。

そして完成後の「維持管理」「定期点検」を行う。

これが公共事業であり、建設コンサルタントの出番となるのです。

造るだけじゃない！自然環境も保全！

建設コンサルタントは、「道路や橋・トンネル等を造ることによって、生態系や自然環境にどんな影響があるのか？」を調査する仕事もあるんです。

当社本社のご近所に、そんな自然環境調査も行っている建設コンサルタント企業があります。

お魚の調査もする企業！？

「株式会社北海道技術コンサルタント」は、札幌市は東区に本社がある建設コンサルタント企業です。

主に河川や砂防等の設計・自然環境調査を行う道内企業です。

株式会社北海道技術コンサルタントは、当社の派遣先企業です。

当社派遣スタッフが、調査する社員の補助調査員として、道内各地の河川に入り、お魚について調べています。

お魚調査のご担当者様へお聞きしてみました！

–まず、魚類調査の目的について教えていただけますか？

調査対象の河川に、どんな魚類がどの程度(個体数）いるかを調べ、それにより河川工事を行う場合の配慮事項や、工事前後の変化などを把握するのが目的です。

例えば、海と川を行き来するサケなどが生息していれば、これらの遡上や産卵を妨げないような配慮などの提案を、発注者である国や自治体に行います。

–どんな調査方法なんですか？

魚種、各個体数、それぞれの生育段階・サイズ（成魚か稚魚か）、捕獲場所の記録（どんな環境で捕獲されたか）などを調べます。

サケの産卵時期などには川の中を歩き、産卵床の位置や数を調べることもあります。

–調査後は・・・？

河川は公有地です。管理者にあたる国や自治体が調査の発注者になりますので、発注者に対し調査結果の写真やデータを報告します。

ちなみに、これらの発注は「公共事業」にあたるので、競争入札などに参加することによって受注します。

受注した際には、直接発注者と調査内容について打合せをしながら進めていくんです。

調査員は、「調査をしに現地に行く」仕事と、「調査結果の資料を作成する」仕事の両方をすることになります。

–ふむふむ…勉強になりました！今日はありがとうございました！

建設コンサルタント業界で働くには・・・？

普段なにげなく生活するこの北海道では、株式会社北海道技術コンサルタント社のように「お魚を調べる！」という、意外と知られていないお仕事がまだまだたくさんあるんです。

当社アシタバでは、建設コンサルタント業界のお仕事を数多く揃えています。

また、当社では、多数の業界未経験の派遣スタッフを建設コンサルタント業界へ配属し、その後派遣社員から正社員へステップアップしています。

業界未経験でも、こんな専門的なことを仕事にできるなんて、魅力的じゃないでしょうか！

「趣味は釣り！」「キャンプ好き！」「登山好き！」「野生動植物の写真撮影が趣味！」そんなアナタに向いているのがこの「建設コンサルタント業界」です！

ご興味がある方は、アシタバ求人情報から、キーワードに「建設コンサルタント」と入力して検索してみてくださいね！