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行かなきゃ、健康診断![2024年版]

皆さんは健康診断へ行っていますか?

派遣社員や短時間勤務の健康診断ってどうなるんだろう?

35歳の健康診断って変わるって言うけど何が変わるのかな?

そもそも行かなきゃダメなの?

そんな疑問をお持ちの方々必見です!

なぜ健康診断を??

健康診断では、病気の早期発見や予防に役立ちます。

万が一の際には、早期発見により治療が早く始まり、病気の進行を防ぐことができます。

自分自身の健康状態を把握し、生活習慣の改善につなげることもできます。

行くのは少し面倒ですが、メリットばかりですね!

また雇用主である企業には、健康診断の実施と、結果を把握し従業員に通知することが、法律で義務付けられています。

健康診断の種類

健康診断には大きく分けて一般健康診断と特殊健康診断があります。

➀一般健康診断
職種に関係なく実施する健康診断で、すべての企業・労働者が対象になります。

1年以内ごとに1回実施する定期健診のほか、海外に6カ月以上派遣する労働者を対象とした健康診断や、給食従業員の検便なども含まれます。

また、夜勤をされている方や、低温・高温の環境で作業をされている方は、半年に一度受診することとなります。

②特殊健康診断
法定の有害業務に従事する労働者が受ける健康診断です。

特殊健康診断については労働安全衛生法第66条等にて定められており、健康診断を実施しなければならないとされている業務は以下の通りです。

  • 有機溶剤業務
  • 鉛業務
  • 四アルキル鉛等業務
  • 特定化学物質を製造し、または取り扱う業務
  • 高圧室内業務または潜水業務
  • その他

「35歳」の健康診断

35歳を迎えた従業員に対しては、以下の項目を不足なく受診させる必要があります。(労働安全衛生規則第44条)

  • 既往歴および業務歴の調査
  • 自覚症状および他覚症状の有無の調査
  • 身長・体重・腹囲・視力および聴力の検査
  • 胸部X線検査および喀痰検査※・血圧の測定
  • 貧血検査
  • 肝機能検査
  • 血中脂質検査
  • 血糖検査
  • 尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)
  • 心電図検査
    ※喀痰検査とは痰の中に細菌やがん細胞が含まれているかどうかを調べる検査              

なぜ35歳・40歳~の健康診断項目が変わるのか

40歳以上は、病気を発症する人が増えてきます。日本人の死因上位を占める生活習慣病を予防するための「特定健康診査・特定保健指導」が40歳以上を対象としているように、様々な疾患の発症リスクが高まる時期です。

そのため、35歳を節目とし、これまで以上に健康に対する意識を高めようとするねらいがあります。

胃カメラ・バリウムって35歳からじゃないの・・・?
そのような認識の方も多くいらっしゃると思います。

健康診断の一環として胃カメラやバリウム検査を受けることができますが、必ずしも受けなければならないということではありません。ご自身の状況や希望に応じて、適切な検査方法を選択できます。

派遣社員でも健康診断は受けられる?

ご安心ください!
もちろん健康診断は受けることができます!!

定期健康診断は、会社が労働者に対して必要な健康診断を実施することを義務付けていますので、雇用主の派遣元で受診ができます。

短時間勤務の方ってどうなるの?

パートなどの短時間労働者については、1週間の所定労働時間が同種の業務に従事する通常の労働者の4分の3以上勤務する者だけが健康診断の対象です。

イメージとしては、正社員の所定労働時間が週40時間であれば、週30時間以上勤務するパートは健康診断が必要になります。

健康診断の対象者にならない働き方をしている方は、市役所を利用して、健康診断を受けることができます。

家族も含めて健康診断を受けられる場合がありますのでお問い合わせしてみるのも良いですね。

アシタバ健康診断はどのように受診?

アシタバの依頼に基づき、提携健診機関は問診票をスタッフの自宅へ発送します。

各自でお手元に届いた問診票に必要事項を記入し、健診機関へ受診したい日時で予約していただきます。

健診受診後、後日健診結果がご自宅へ送られてくるので、それをみてご自身の健康状態を把握しましょう!

結果をみるときには、ドキドキしちゃいますね…

要精密検査等の所見がある方には、会社から再検査や保健指導受診を催促して、症状の悪化や労働への悪影響の防止に努めています。

ちなみに、アシタバでは年齢に関係なく血液検査を項目に組み込んでいます。

血液検査は、健康状態を把握するために重要な検査です。

血液検査を受けることで、様々な病気の有無や進行度、予防法などが分かります。

血液を採取されるのが苦手な方もいるかもしれませんが、一瞬だけ我慢しましょうね!

扶養家族も受診できます

アシタバの健康保険は【協会けんぽ】です。
協会けんぽに、加入されている方のご家族(40~74歳の方が対象)も受診可能です。

※年度内、お1人様1回に限り、費用の一部を協会けんぽから補助されます。

毎年4月に自宅に届く受診券と保険証を準備して予約するだけで、無料または680円で健康診断を受けていただける健診があります。
※詳細は下記の協会けんぽHPでご確認ください。

■協会けんぽ無料特定検診

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/hokkaido/cat040/hihuyousya/r05_muryo3/

■道内健診実施機関一覧
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/hokkaido/cat050/template06/

また、札幌市では国民健康保険における健診制度も案内していますので、該当の方は利用するのも良いですね。

■札幌市ホームページ

https://www.city.sapporo.jp/hoken-iryo/kokuho/kensin4.html

健康診断に行かないとどうなるんだろう…?

労働安全衛生法第66条には、「事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断を行わなければならない」とあります。

会社の健康診断は、企業が労働者に対して行うべき義務であり、会社が健康診断を実施しなかった場合、金50万円以下の罰金の対象になります。

ですから、労働者側にも健康診断を受ける責任があるのです!

行くのは良いですが待ち時間が嫌!!気持ちわかります。そんな方へ!!

健康診断機関が空いていると言われているのは、1~5月。

仕事が忙しい年度末や年度初めにあたる1~5月ごろは、受ける人が少なくなる傾向があります。  

一方で比較的混んでいると言われているのは、9月~12月。

新年度が落ち着き、気温が落ち着いてきた時期に受診者が増えます。

健康診断を未受診の方は、このブログを読み終えたら健診予約しましょう!

まとめ

ご覧いただきありがとうございます!

企業が従業員の安全と健康を守る義務を定めた「労働安全衛生法」に基づき、派遣社員も健康診断を受けることができます。

自分自身の健康管理のため、健康で元気に業務を行うため、健康診断の機会を積極的に活用しましょう!

健康診断のこと以外でも、派遣社員の待遇面で不安や疑問がある方は、下記「LINEでお問い合わせ」ボタンからお気軽にお問い合わせくださいっ!



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