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その言葉遣い、間違ってますよーっ!電話応対編

知って得する!アシタバ社員がお伝えするビジネスマナー講座のお時間となりました。

本日は、「えっ!?その言い方間違いだったの!?電話応対編」です。

「言葉遣い間違ってるよ!」と教えてくれる人があなたのまわりにはいらっしゃいますか?

たいていの場合、聞き流されて誰も教えてはくれないものです。特に、社外の方・お客様や得意先の方は、あなたの間違いに気がついていても、指摘しづらいですよね。

ということで!私がこっそりお教えいたしますので、こっそりご覧ください!そして、明日からこっそり言葉遣いを直してみましょう♪早速スタートっ!!

NGワード10選

  1. もしもし
  2. お名前を頂戴する
  3. よろしかったでしょうか
  4. 了解です
  5. 〇〇になります
  6. 〇〇の方(ほう)
  7. 〇〇させていただく
  8. なるほど・なるほどですね
  9. 大丈夫です
  10. できません

1.もしもし

✕「もしもし、〇〇株式会社の〇〇(名前)です」

〇「はい!〇〇株式会社の〇〇(名前)です」

また、電話をかける際には、もしもしのかわりに「お世話になっております!」もしくは「お世話になります!」と話始めるくせをつけましょう!

通話中に、お相手の声が聞こえなくなった時には…

✕「もしも~し、もしもし~?聞こえますか?」

〇「〇〇さん、申し訳ございません。聞こえていらっしゃいますでしょうか…?」

「もしもし」を違う言葉にかえるだけでOKなんです!

2.お名前を頂戴する

お相手のお名前を教えてもらいたいとき、

✕「お名前を頂戴してもよろしいですか?」

〇「恐れいりますが、お名前を教えていただけますか?」

「頂戴する」は、「もらう」の謙譲語です。この言葉自体に誤りはありませんが、名前はもらったりあげたりするものではありません。「あなたの名前をください」と伝えたら…、「あげないよ!」とツッコまれる場面です。

3.よろしかったでしょうか?

✕「〇〇でよろしかったでしょうか?」

〇「〇〇でよろしいでしょうか?」

現在のことを聞いているのに、過去形の「よろしかったでしょうか?」という間違いです。

北海道弁では、「郵便局でした~」や、「おばんでした!」等、挨拶の際に過去形になる傾向があるようですが、ビジネスシーンでは過去形にならないように気をつけましょう。

4.了解です

✕「了解です」

〇「かしこまりました」「承知いたしました」

「了解」を使う代表的な場面は、無線で内容を聞いた際にトランシーバーに向かって言う場面です。

目上の方やお客様に「非常識だな」と思われないように、「かしこまりました・承知いたしました」を使うクセをつけましょう!

5.〇〇になります

✕「弊社の最寄り駅は、〇〇駅になります」

〇「弊社の最寄り駅は、〇〇駅です」

電話の場面以外でも、

✕「お会計は500円になります」「お手洗いはあちらになります」

〇「お会計は500円です」「お手洗いはあちらです」

「なる」は、変化を表現する言葉です。「A」から「B」に変化して「なる」のです。例えば、将棋の駒「歩」が「金」になる。「さなぎ」が「蝶」になる、です。

余談ですが、先日飲食店で「ライス大盛になります!」と注文した品を店員さんが持ってきてくれた際、私は「い、今はまだ大盛じゃないんだな…このあとみるみる大盛に変化していくのか…?」と真剣にライスを眺めたことがありました…。

6.〇〇の方(ほう)

✕「お名前の方、頂戴してもよろしかったでしょうか?」

〇「恐れ入りますが、お名前を教えていただけますか?」

「〇〇の方」は、2つ以上のものを比較する際や、方向や方角を表現する際に使います。

ついつい丁寧にしたくなればなるほど、「〇〇の方」を言ってませんか!?意識して「方(ほう)」を使うことをやめましょう!

7.〇〇させていただく

✕「このたび学校を卒業させていただきました」「結婚させていただきました」

〇「このたび学校を卒業いたしました」「結婚いたしました」

〇〇させていただく場面は、「相手の許可が必要か」「そのことで自分が恩恵を受けるのか」で判断します。

「させていただく」の乱用は、わまりくどさが出てしまします。「させていただく」を、「いたします」に変えるだけで、スッキリした印象に変わりますよ!

8.なるほど・なるほどですね

同意したいときや正しいと感じたときは、

✕「なるほど~」

〇「おっしゃるとおりです」「そのとおりです」「同感です」

理解したときは、

✕「なるほどですね!」

〇「さようでございますか」「勉強になりました」

驚いたときは、

✕「なるほどー!」

〇「それは存じ上げませんでした」「思いつきませんでした」

「なるほど」は相手への評価が含まれた言葉です。目上の方やお客さまを評価している印象を与えかねませんので、ビジネスシーンでは使わないようにしましょう。

9.大丈夫です

✕「来週月曜日で大丈夫でしょうか?」

〇「来週月曜日でよろしいでしょうか?」

また、何かに誘われて断る際に、

✕「私は大丈夫です」

〇「私は結構です(遠慮しておきます)」

謝罪をされた際には、

✕「大丈夫です」

〇「お気になさらないでください」

昨今、肯定の意味の「大丈夫」や、否定の意味の「大丈夫」が多く使われています。

ビジネスシーンでは「大丈夫」が「Yes」なのか「No」なのか曖昧になり、思わぬトラブルが起きる可能性があるため、使わないようにしましょう。

10.できません

✕「当社ではできません」

〇「あいにく当社ではいたしかねます」

できないことを伝えるのは言いづらい状況ですよね。

声のトーンを申し訳なさそうにしながら、クッション言葉として冒頭に『あいにく』をつけることでより伝えやすくなります。

おまけ~電話を切るときのマナー~

受話器を置くとき、皆さんどのようにしてますか?

受話器をそのまま置くと、「ガチャッ!」と大きな音がお相手に響いてしまいます。少々感じが良くないですよね…

受話器を置く前に、指で押して電話を切るようにしましょう!そうすることで「ガチャッ!」音が出なくなりますよ!この気配り、実践してみませんか!?

まとめ

いかがでしたか?

「うわっ、自分も使ってる!」

「無意識に言ってるかもしれない・・・」

と思った方は、明日からでも意識して直していきましょう!

また、「電話が苦手なんだよなぁ・・・」とお考えの方に、アシタバでは電話応対が一切ない、または少なめのお仕事をご用意しておりますので、下記ボタンを押して、LINEでお気軽にお問い合わせくださいっ!

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