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仕事のTIPS

40代中年男子、建設機械の資格を取りに行ってみた

前書き

シリーズ第2弾のブログです。

「なに、シリーズって?」「そもそも第一弾も知らないんですけど」

の方々へこのブログについて簡単にご説明いたしますと、

・40代半ばにさしかかった「自称プロの独身」な中年独身男子が、

・心配性で奥手で人見知りがゆえあれこれ妄想しては脳内でぼやき、

・それを会社の公式ブログにする

というスタイルを、誰になにを言われてもシリーズ化を貫き通すんだ!

という、ブログです。

仕事に使える「乗り物系資格」が欲しくなった

現在45歳の私、気づけばもう人生の折り返し地点を通過。

自分の将来のことを考えたとき、もし何らかの理由でこの先無職になったとしたら…

自分には自動車とバイクの運転免許しかない…他にはなんの資格も免許もない…

得も言われぬ不安におそわれました。

そんなある日ある人から、「建設機械をレンタルする会社では、敷地内で機械を運転できる資格さえあれば、年齢に関係なく50代でも60代でも仕事に就ける」と。

なるほど…。それは良い!乗り物の運転がしたい自分にとっては好都合ではありませんか!

それに北海道ならではの「除雪」という仕事もありそうだゾ…。建設機械に乗れれば就けるかもしれない…イイゾイイゾ

よーーーしっ!!決めたっ!!コレで正体不明の不安とはおさらばだーっ!!

ということで、今回は人生で初めて45歳中年男子が「建設機械」の資格を取得するお話です。

まずは「建設機械」について調べていきます

建設現場や工事現場(北海道では除雪シーンも)では、なにやら「機械」が一生懸命動いて仕事をしていますよね。

世の中では「重機(じゅうき)」なんて呼ばれてもいますよねぇ。

さまざまなこの働く「機械」の中でも『自走できる』機械のことを、「車両系建設機械」と呼ぶようです。なるほど…。

労働安全衛生法という法律では、「動力を用い、かつ不特定の場所に自走することができるもの」のことを「車両系建設機械」と呼ぶと。フムフム

コレだ…わたくしめが乗りたいのはこの「車両系建設機械」だっ!キリッ

よーし、免許取りに行くぞーっ!

「免許」じゃない!?「特別教育」と「技能講習」

またまた労働安全衛生法(すごく大事なんです、労働安全衛生法)では、

この車両系建設機械やフォークリフト・クレーンの運転、酸素欠乏作業等‥労働者を危険や有害な業務につかせるときは、「免許」の取得や「技能講習」・「特別教育」の実施を義務付けているとのこと。ヘェ~

この資格・教育には序列上位から「免許」「技能講習」「特別教育」の順で3種類ありました。

序列が下がるにつれて難易度が下がるとのこと。ホゥ

さらにその「特別教育」の受講資格は特に無し!年齢や学歴、業歴などの制約は一切設けられていないのです!

ということで、まずは「免許」ではなく難易度の低い「特別教育」からチャレンジしてみることにします!

車両系建設機械の種類と必要な資格は…

さらに調べを進めます。

労働安全衛生法では、車両系建設機械の種類は6種類、資格は5種類でした。

上記種類の中でも、「整地・運搬・積込み・掘削」が街でよくみかける建設機械だなぁ…

「特別教育」で乗れる「小型車両系建設機械(整地等)」に決まり!

「特別教育」で乗れる小型車両系建設機械は、機体重量3t未満の車両のことを指すんですねぇ。

『特別教育』で乗れる『小型車両系建設機械(整地等)』はコレ!

ホイールローダー

ホイール式(四輪駆動)の足回りにバケットをつけて、土砂等をすくい込み・積込み、運搬をする作業に向いている機械。

北海道では「除雪」のシーンでよく見かけるのがこの「ホイールローダー」!

ブルドーザー

一般的には「キャタピラー」、正式には「クローラー式」と呼ばれる走行装置(クルマでいう足回り)が付いている建機。機械下部は戦車のような見た目ですねぇ。

車体前方に「ブレード」と呼ばれる排土板が付いていて、土砂を掘削(くっさく)し運んだり、整地するための作業に使われます。

ドラグショベル

呼び方がさまざまですが、「ユンボ」「バックホー」「油圧ショベル」と呼ばれる機械です。

地表面より下の掘削作業に使われています。3t未満の「ミニ油圧ショベル」が道路や歩道の工事で大活躍しています。

費用は?時間は?

なんの資格もない私の「小型車両系建設機械(整地等)特別教育」は、「2日間13時間コース」のようです。

費用は、テキスト代を含んで2万円程度。将来の不安を考えると、高くない出費だと感じました。

また、会社単位での申し込みの他、個人での申し込みができるのも良いところです。

どこで受けられるの?

建設機械メーカー系の「教習所」がオススメです。インターネットでカンタンに予約できちゃいます。

他には、自動車学校系でも受講が可能なようです。

自動車学校以外の、北海道で受講できる教習所を少々抜粋してまとめてみます。

  • PCT北海道教習所(石狩市新港中央2-766-3)
  • コベルコ教習所北海道教習センター(札幌市白石区本通21丁目南1-67)
  • コマツ教習所北海道センタ(北広島市大曲工業団地1-6)
  • キャタピラー教習所(札幌市清田区里塚2条6丁目3-5)  ※順不同

というわけで、資格を取りに行ってみた

2日間、1日目は7時間の学科。2日目に6時間の実技のトータル13時間学びます。

初日朝8時に教習所に到着。2日間の学びの時間をともにする方々は19名。

意外だったのが、お見受けする限り私よりも先輩と思しき方々。平均年齢は50歳を超えていたかもしれません。

「きっと若い子が多いんだろうなぁ」「場違いにならないかなぁ‥」という不安は一気に吹っ飛びました。皆さま、2日間よろしくお願いします!

あっという間の2日間

初日は座学の7時間。労働安全衛生法を中心に学びます。

また、機械の構造についても学べるので、乗り物好きな方にとっては大変おもしろい講義を受けられます。

そして2日目。いよいよ実技…緊張する…

19名が2班に分かれて、「ホイールローダー」と「バックホー」を交互に運転操作します。

先生がつきっきりで説明してくれるので、だんだんと緊張もほぐれて楽しくなってきました。

いやいや…調子に乗ると痛い目に遭うぞ自分…慎重に慎重に…

2日間ともに「試験」はありません(習熟度確認のためのテストはありました)

先生の言うことを聞いていれば晴れて「小型車両系建設機械(整地等)」の「修了証」をいただくことができましたっ!ヤッター

まとめ

今回は40代中年男子が「資格をとりにいく」お話でした。

世の中資格はたっくさんあります。資格はないよりあった方が良いことは明らかです。

が、何の資格を取りゃいいんだろう‥?とお悩みの40代~50代、はたまた60代の諸先輩に私は伝えたい!

「車両系建設機械」の資格をとって、「建設機械レンタル企業で働く」がオススメですよーっ!

建設現場でいきなり穴を掘ったりするわけではなく、建設機械レンタル企業の在庫管理業務では「敷地内をただ移動させるだけ」の業務があるからなんです。

また、「除雪」のお仕事もできるようになりますし、北海道にお住いの方には特にオススメです♪

「車両系建設機械、こりゃ気になるなぁ」と思った方!下のボタンからお気軽にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか!


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